冬キャンプ初心者でも大丈夫!失敗しないで楽しくデビューする方法♪

マウ家はファミリーキャンプ(夫婦+小学生姉妹+中型犬)を初めてもうすぐ3年目に突入です。

2023年お正月。冬キャンプデビューしました!!

始めたころから、今でも目標は雪中キャンプです!テントの中からのぞく白銀の世界、憧れます(≧▽≦)

ですが雪中キャンプといえば、まずは命を守ることが第一!!

そのためには、防寒対策はとても重要です。テントのスペック、暖房器具、シュラフ、防風対策、防寒着、。。。そして車のスペックも大事です。

サラリーマン家族でローン地獄の我が家は、お高いギアをホイホイ買い足すことはできないです(^^;)

あくまでも雪中や厳冬期ではないです!

秋キャンプ+α(少しの買い足し)で安全に行ける範囲です!

でも子供たちと冬キャンプを楽しみたい!なかなか踏み出せない……

そんなファミリーキャンパーの方に、今回冬キャンプデビューをしたマウ家がギリギリのスペックでも楽しく過ごせた方法をご紹介します。

目次

冬キャンプの魅力

空気が澄んでて、星空がキレイ

冬は空気が澄んでいるので、満点の星空を見ることができます。

家族で夜の星空を見上げるだけで子供たちにとっては特別な1日になります。

昼間は遠くの山々が見えたり、夜景が見えるなど景色重視でサイトを選ぶのもいいですね。

虫が少ないので、気をつかわない

夏のキャンプは虫対策が必須です(;・∀・)

虫に刺されないように暑い中皮膚を隠したり、虫がテントに入らないように工夫したり。。。

見たこともないくらい大きな昆虫に出くわすこともあります(・・;)

さらにハチやアブなど刺されたらトラブルになり危険です。

その点冬はまったくといってもいいくらい、虫対策は必要ありません。

予約がとりやすい

暖かい時期のキャンプの予約争奪戦はものすごく大変です!

年明けに始まってくる春休みやG.W.の予約から夏キャンプ、秋キャンプまで。とても疲弊しますよね。

冬キャンプはやはりキャンプ人口が減るので、予約をとりやすいです。

オフシーズンという設定で価格を安くしているところもありますし、予定や天気を確認しながら近くなってからでも、どこかは予約がとれます。

夏の賑やかなキャンプも私は好きですが、静かで純粋に自然を感じながらキャンプを楽しむことができたことが、冬キャンプの最大の魅力でした。

汗対策がいらない

マウ家は1泊目は基本お風呂に入りません!

水遊びで頭からビショビショの場合は入りますが。。。

お風呂に入ると夕方~夜がとても慌ただしく時間が過ぎて、ゆっくりを楽しみたい私はやめました。

汗をかかず水遊びをしないだけでも、ファミリーキャンプは夜がゆっくり過ごせます。

焚き火が素敵すぎる

夜はかなり冷え込むキャンプ。静かでキレイな星空を楽しむためには焚き火はかかせません。

家族で固まってゆらゆらとする火を見ながら1日のことを話す時間は、とても癒されます。

子供と薪を割ったりする準備や、焚き火で料理をしたりマシュマロを焼いたり、非日常を味わえる贅沢な時間ですね。

温かい料理が格別になる

そもそもキャンプなど外で食べるご飯は、普段よりおいしく感じるらしいのです。

そしてさらに、寒い中で食べる鍋やスープなど体に染みわたります。あったかいコーヒーも格別ですね。

焚き火やストーブの上でお湯をわかしたり鍋を温めたり、焼き芋やお餅を焼くのも冬ならではで子供も喜びますよ!

家族が近くなる

暖かい季節のキャンプにくらべて、冬キャンプでは外遊びの時間が少なくなります。

テントでストーブをつけて、暖かくなったテントの中から空気の澄んだ景色を見て、ゆっくりする。

大人はこれだけで満足ですが、子供たちとの遊び道具にボードゲームやカードゲームを持っていきます。

家ではなかなか家族全員で遊ぶなどできませんが、キャンプでは普通になります。

あとは本を読んだりスウィッチをしてりなど、各々好きなことをしてても、家より小さい空間に家族を感じられる貴重な時間を過ごせます。

キャンプ場の選び方

マウ家は神奈川県に住んでいます。

今回、冬キャンプをデビューするのに選んだキャンプ場は、❝マイアミ浜オートキャンプ場❞です。

遠い所を選んだのは、1泊2日では厳しいけど冬休みなら行けるというところに、

そして、琵琶湖に行きたかっただけです(笑)

しかし冬キャンプには装備が不十分なマウ家は、最低限この基準で選びました。

  • 冬でも雪が積もることが少ない地域
  • キャンプ場までのルートに山道が少ない
  • 電源サイトがある
  • トイレがサイトから近く、便座が温かい
  • 炊事場が近くて温水が出る
  • お風呂やシャワーが近くにある
冬でも雪の積もることの少ない地域
キャンプ場までのルートに山道が少ない

マウ家の車はRAV4です。昨年買い換えた車ですがスタッドレスタイヤは購入していません。

もちろん天気予報を確認することは大切ですが、突然降ったとしても積もることはない地域を選びました。

普段よりも荷物をたくさん積んでいるので、ノーマルタイヤでの雪道は大変危険です。

なので、山間部は避けました。

そして比較的暖かい地域であればあるほど、手持ち装備にプラスして買い足すギアが少なくてすみます。

電源サイトがある

冬キャンプ用のギアが少ないときは、電源サイトをおすすめします。

我が家は灯油ストーブ(トヨトミKS-67H)を持って行きましたが、外は10℃~ー5℃くらいでテントの中は十分暖かかったです。

心配だったのが、寝るときです。

さすがに灯油ストーブをつけて寝ることはできません。

そのためインフレーターマットとシュラフの間に電気毛布を敷いて、小さめのセラミックファンヒーターをつけて寝ました。

セラミックファンヒーターと電気敷き毛布をつけっぱなしにできるというだけで朝まで快適でした。

電気が使えると家にある電気ストーブやホットカーペットなどが使えて、さらに朝までつけておけるので、助かります。

トイレがサイトから近く、便座が温かい

トイレの便座ですが冷たいとものすごくツラいです。

子供たちも冬キャンプを一気に嫌いになってしまうなんてこともあると思うので、気を付けましょう。

炊事場が近くて温水が出る

今回はサイトに水のみの炊事場がついていたのでゴム手袋を使用しました。

しかしサイト外にある炊事場に温水がでるところがあり、1度使用してみたら幸せを感じました(笑)

奥様にも嫌がられないためには必要ですね。

お風呂やシャワーが近くにある

なんとサイトに炊事場だけでなく使い放題のシャワーがついていました。

マイアミ浜オートキャンプ場、すごいです!とてもありがたい設備ですね。

さすがに2泊目はお風呂に入りたいです。

ただ、お風呂に入ってから外を歩く時間が長いと、せっかく温まった体が冷えてしまいます。

シャワールームや温泉が近かったり、キャンプ場から車ですぐいける距離に温泉などがあるところがいいですね。

上記の基準は、冬キャンプの装備が不十分な場合とても大切になります。

冬キャンプに持って行ってほしい必需品

  • 灯油ストーブ
  • 電気ストーブ
  • ホットカーペット or 電気毛布
  • 銀マット+インフレーターマット
  • 防水電気コード
  • 焚き火用リフレクター
  • サーキュレーター
  • 一酸化炭素チェッカー
  • インナーシュラフ
  • ブランケット数枚
  • 薄手の手袋
  • ゴム手袋
  • ホッカイロ
灯油ストーブ

 冬キャンプには、薪ストーブか灯油ストーブはなくてはならないものです。

マウ家はランドロックという大型幕なので、アルパカくらいのサイズの灯油ストーブでは心配だったため、トヨトミのKS-67Hという大型の対流ストーブにしました。

トヨトミKS-67Hは大型な割りに本体価格は2万円代前半ととてもコスパがいいです。

そして、今年の電気代がものすごく値上がりしたため家でも使用しました。

平均的な広さのマウ家の1階リビングですが、極弱の火力でも暑いくらいになり、消しても余熱でしばらくすごせるので、デメリットの燃費が悪いということは日常的には回避できてました。

もちろん大型幕のランドロックも十分暖かくなったので、暖かい空間でのんびりできて買ってよかったと思っています。

灯油ストーブはテント内での使用は推奨されてませんので、自己責任で換気をしっかり行ってください!

電気ストーブ

電源サイトであれば補助的に電気ストーブがあると安心です。

持っていったのは、家でもトイレや脱衣所を暖めるくらいのとても小さいセラミックファンヒーターです。

暖まった空気はどうしても上にたまってしまうので、足元を補助的に暖められます。

そして就寝時には灯油ストーブは使用できないですが、電源サイトでの電気ストーブは朝までつけることが可能になります。

とても小さいセラミックファンヒーターでしたが、インナールームの中はぽかぽかになりました。

子供の温度管理は難しいので、とても助かります。

ホットカーペット or 電気毛布

マウ家のシュラフは一応氷点下対応の化繊シュラフです。

しかし、ダウンではないのでとても心配でした。

ダウンはどんなに安くても4人分揃えるのは、とても高額になり手が出せません(^^;)

しかし、シュラフの下に電気敷き毛布を敷くと、底冷えは皆無でよく眠れて朝目が覚めた時もとても暖かったです。

ホットカーペットや敷き毛布があれば朝まで快適です。

銀マット+インフレーターマット

底冷え対策として、銀マットとインフレーターマットはとても大切です。

しかし、冬の2泊。車はRAV4。4人家族+中型犬。

ルーフバッグを取り付けてても、積載が限界でした。

なので少しでも小さくということで、ダイソーで買った薄手の大型銀シートを4枚持っていきました。

そこに8cmのインフレーターマットを敷くと底冷え対策や寝心地対策にとても十分でした。

(薄い銀シートが良かったかはわかりませんが(^^;))

防雨延長コード(10m、1500w)

電源サイトでは必ず必要になります。

ただ無料で貸してくれるところもあったり、レンタルでも1日300円ほどで貸してくれるところも多いので、確認してみてください。

マウ家はキャンプなどの持ち歩き用は持っておらず、さらに買い忘れていたためドラム型のコードリールを持って行きました(笑)

ホームセンターなどで売っていますが、キャンプ場では10m1500wあれば足りないということはほぼないでしょう。

焚き火用リフレクター

冬キャンプの醍醐味の焚き火ですが、火の前とはいえやはり外で冷え込みが増してくると寒いです。

そこで、リフレクターを焚き火の外側に立てるると、暖かさが裏側に逃げず、さらに防風の役割をしてくれるので、焚き火の前にいるととても暖かいです。

秋キャンプなどにも使えるので、もっと早く買えばよかったと思いました。

本当はカッコイイ陣幕に憧れてるんですが。。。(;´∀`)

サーキュレーター

灯油ストーブなどでテント内を暖めても、暖かい空気は上に溜まってしまいます。

特にテントは下部からの冷たい空気の侵入を完全にふさぐことは難しいので、足元と天井の温度差はかなりあります。

なので、サーキュレーターの役割としてストーブファンを持って行きました。

ストーブファンは灯油ストーブの上に置いておくだけで、熱を利用してファンが回転してくれます。

あるのとないとでは暖かさが全然違いました。

ストーブの近くに電気コードがないのも安全ですね。

できれば上部につる下げることができる扇風機兼用ファンがあると最強ですし、夏と兼用できて一石二鳥です。

マウ家も先日2月のふもとっぱらでのデイキャンプにマキタのフィールドファンを回したら、さらに暖かったです。

一酸化炭素チェッカー

灯油ストーブや薪ストーブを室内で使用するときは、必ず一酸化炭素チェッカーが必要です。

故障などをふまえて、できれば2台あるといいです。

家族の命は最優先に守らないといけないですね。

インナーシュラフ

マウ家のシュラフはコールマンのマルチレイヤースリーピングバッグを2個とコルネットストレッチ2(-5℃まで)を1個、そして一応氷点下対応のネットで安く買ったシュラフ1個です。

このネットで買ったものがとても不安だったので、アルペンのブランドIGNIOのインナーシュラフを用意しました。

思ったとおり、電気敷き毛布の上ではコールマンのシュラフは寒さを感じなかったですが、ネットの安いシュラフは寒くて寝れませんでした。

しかし、その中にこのインナーシュラフを入れるとコールマンのシュラフと同等にすることができました。

ブランケット数枚

冬キャンプでは防寒対策は大切です。

寒さはいろんな場面で感じたり、これくらいで大丈夫かな?と不安になったりします。

それぞれ適するギアはありますが、積載の多い冬キャンプはなるべく物を増やしたくないですね。

そこでとても重宝したのがブランケットでした。

1つのブランケットでいろんな形で暖めることができ、安心材料になりました。

薄手の毛糸の手袋

テントの設営、撤収は手がかじかんでしまうと、なかなか進みません。

100均などで薄手の手袋や指先だけ出ている手袋を用意すると作業がしやすいです。

薄いとコートのポケットに入れてても邪魔にならないので、外を歩くときなどすぐに取り出せるのもよかったです。

ゴム手袋

炊事場での水洗いはとてもキツいです。

でもお湯の場合は乾燥で手が荒れます。

ゴム手袋は持って行きましょう。

ホッカイロ

これもまた安心材料です。

今回は冬キャンプ定番の湯たんぽは用意しなかったので、湯たんぽ代わりに(使いませんでしたが)とか、靴の中や体に貼ったりポケットに入れたり、いろいろ使えますね。

高いギアでなくても、防寒対策の安心材料はいろんな場面を想定してカバーできるように準備しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

マウ家の初めての冬キャンプをレビューしてみました。

サラリーマン家族でローン地獄の我が家でも、春夏秋冬キャンプライフが夢なので、最初に買った唯一のテントはオールシーズン対応のランドロックでした。

そのためスカートがついていることも防寒対策に有利だったのかもしれません。

もちろん雪中や厳冬期のキャンプではありません。

ですが何万円、何十万円というギアを買い足さなくても、冬キャンプに踏み出せたことでまた違った素敵な魅力を感じることができました!

冬の外で設営、撤収はとてもつらいです。

でも澄んだ空気の中の景色や星空。焚き火をながめながらの団欒。

テントの中で家族を常に近くに感じること。

贅沢な時間と冬キャンプならではの過ごし方に、マウ家はハマってしまいました!

ぜひチャレンジしてみてください!

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